多様化する今だからこそ。子どもに伝える唯一不変の真実とは


 

多様性を大事に。個性を磨く。一億総活躍。
ダイバーシティ社会。

 

 

 

そんな口当たりの良い言葉がやんやと言われていますが、
現実はこんなもんか、とがっかりしました。
もう、昭和時代の全員「横へならえ」世代というか、
いったいあんたは何時代の人なの、という感じです。

 

 

 

多様性って、個性って?

 

生まれつき髪が茶色い高校生が、学校から黒染めを共用されて
裁判所へ提訴したそうです。
精神的苦痛を受けて、不登校になって。

 

 

 

「その髪の色では登校させられない」
「黒染めを約束するまで帰さない」

 

 

 

いやいやいや…髪が茶色いからって一体何なの?
日本人は真っ黒な髪じゃないとおかしいと?
たぶん教員の一人が言ったんだと思いますが、
そのうち目の色とか足の長さまで口出ししてきそうですね。

 

 

 

ある程度指導要領に沿った指導をしなければいけないところが
先生のちょっと哀しいところですが、
先生が教えることって勉強だけじゃないですよね。

 

 

 

うまく集団生活を送れるようにとか、人との付き合い方とか、
生徒がどんな人生を歩みたいか考えさせてあげるとか、
壁にぶち当たっても諦めずに頑張る気持ちとか、
人と違うことが壁にもなり武器にもなることとか。

 

 

 

そういうことを、自分が手本となって教えてあげる。
先生ってそういう役目もあると思うんです。
そりゃ欠点もあるし好き嫌いも得手不得手もあります。
先生だって人間なので。

 

 

 

でも、見た目が人とちょっと違うからって、
それを周りと同じように揃えることを強要するとか。
髪の色が違うなんて、背の大きい小さいぐらいの違いでしかないのに。

 

 

 

自分の子どもがこんなことを言われたら、
言われるだけでなく強要されて、世の中が怖くなってしまったら。
別に学校へ行かないのはいいと思うんですが、
前へ進む力を挫かれてしまったとしたら。

 

 

 

そんな大人は、大人として断固認められないですよね。
全力で排除します。それか、別の環境へ移ります。
関われば関わるほど害を受けそう。

 

 

 

と思うんですが、あなたはどうでしょうか?

 

 

 

違うからこそ、価値がある

 

ちなみに提訴を受けて、教育庁は「ノーコメント」ですって。
たかが知れますね。
くだんの大人(たぶん教員)を認めているようにすら見えます。

 

 

 

そんな人たちは、多様性を大事にとか個性を磨けとか、

決して口にして欲しくないです。

 

 

 

替わりに、同じことが最高、違うのは悪、目立つのは恥。
そんなことを言って、社会から駆逐されてほしいですね。

 

 

 

明治や昭和ならいざ知らず、いやその時代だって、
みんな違っていたし目立つ人だっていたんですよ。
これからの時代、みんなと同じことしかしない人間に
居場所はないです。

 

 

 

子どもたちをそんな人間にしない。
違って当たり前、人と違うところこそ素晴らしいんだと。

 

そんな当然のことを教えられる社会にしていきたいですね。


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筆者:鳴海 研

化学メーカーにつとめる30代理系サラリーマン。
一人っ子として育てられたと思ったら実は違ったり、
借金で育てられたり家族が蒸発したり会社の先輩が失踪したり、
色々経験する中で辿り着いた、本当に生きたい人生とは。
あなたはどんな未来を実現したい?そんなことを書いています。

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