自分らしく生きるためのコミュニケーションとは


 

 

京都で面白いイベントがあったそうです。
まさに異文化コミュニケーション。
椿で名のある長福寺で、日中韓の学生が「お茶」で交流するもの。
日中韓の文化イベント「東アジア文化都市2017京都」の一環です。

 

 

 

いまや日本人でもあまり馴染みのない茶せんで抹茶をたて、
お互いの学生生活について談笑する。
抹茶だけでなく韓国の(とうもろこしの)ひげ茶、
中国のジャスミンティーも交えながら。

 

 

 

いいですね。政治の上ではいがみあうところがあっても、
個人同士では全く関係ないです。特に若い人たちは。
素直にコミュニケーションをとって、深めて、
共通点も違う部分も感じて、受け入れてほしいですね。

 

 

 

歴史に学んで教訓を得ることは必要ですが、じじばばのしがらみに
絡み取られて洗脳されるほどバカなことはありません。
周りがなんと言おうと、したいことはしたいし、好きなものは好き。
それでいいじゃないですか。

 

 

 

わたしの周り、主に会社ですが、いまだに外国から来た人を
毛嫌いする人たちがいます。
今の時代、電車に乗ったり街を歩けば、観光客がたくさんいる。
「あのガイジンは」「これだからガイジンは」と口さがないです。

 

 

 

コミュニケーションを取ったこともない、全く知らない人に対して、
よくそこまで非難できるな、と思います。
しかも勝手にカテゴライズまでして。

 

 

 

自分の会社にも、中国人や台湾人がいるのに。
日本語が話せて、日本の文化になじみがあるけども、
彼らだって「ガイジン」と呼ばれる、非日本人です。
ていうか、日本人じゃないから何なん?て感じですよね。

 

 

 

確かに、電車で遠い座席に座っても大声で話をするとか、
座席が空けば、すぐ前に座ろうとしている人がいても横取りするとか、
改札機のすぐ前で大きな輪になって話しているとか。
日本人のマナーに照らせば、眉をひそめることをする人もいます。

 

 

 

といっても、それはあくまで個人の行動であって、
「ガイジン」のひとくくりで非難することではないですよね。
やたらガイジンと非難することは、軽挙妄動です。
そんな人とコミュニケーションを取りたいと思いません。

 

 

 

日本人だって、団体ツアーで押しかけて、道や車中で固まったり
大声で話せば、現地の人には迷惑なはずです。
ヨーロッパやアメリカへ行って、レストランに入って、
居酒屋感覚で酔っぱらって騒げばひんしゅくものでしょう。

 

だからといって、日本人みんながそうかといえば、違いますよね。

 

 

 

行動の仕方は文化の違いとも言えるでしょうが、
結局は一人ひとりがどんな行動をするか、です。
自分がとる、起こす行動が、自分の価値を決めます。
それが周りからどう見えるかは周りの問題です。

 

 

 

お茶でコミュニケーションを深めることもいいし、
旅先で現地の人と仲良くなるのもいい。
極論を言えば、本当に自分がいいと信じているなら、
電車の座席で寝そべったりレストランで暴れるのもいいです。

 

 

 

まあ、暴れたら警察に捕まりますが。

 

 

 

周囲の意見を参考にすることは必要ですが、
色眼鏡をかけられることなく、
周りとコミュニケーションを取って、
自分の感覚と考えで判断していく。

 

 

 

直接痛い目を見ることもあるでしょうし、
周囲からとやかく言われて嫌な気持ちになることもあるかも。
それでも、好きなものは好き、嫌なものは嫌、
と言っていきたいですね。


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筆者:鳴海 研

化学メーカーにつとめる30代理系サラリーマン。
一人っ子として育てられたと思ったら実は違ったり、
借金で育てられたり家族が蒸発したり会社の先輩が失踪したり、
色々経験する中で辿り着いた、本当に生きたい人生とは。
あなたはどんな未来を実現したい?そんなことを書いています。

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