プレ金にみる、未来でうまく立ち回る唯一の視点


ザ・プレミアム・金のモルツ

 

 

 

とかわけのわからない言葉を連想をしました。初めて聞いた時。
「プレ金」です。流行語確定じゃないでしょうか。
プレミアムフライデー
バブリー時代の「はなきん」(=花金、華金)との連想略語ですね。

 

 

 

趣旨はご存知の通り、景気対策と働き方改革の一環として、
月末の金曜日に仕事を早く切り上げて消費やリフレッシュしようというもの。
初の該当日で実際に早上がりしたのは、首都圏対象の民間調査では

わずか3.7%でした。

 

 

 

やはりというか、なんというか…という数字でしょうか。
職場で実施されたり奨励された人でも10.5%。
10.5%のうち、「つもりはあったが無理だった」16.3%。
無理だった理由は「仕事終わらず」88.4%、
「後日にしわ寄せが来る気がした」18.1%など。

 

 

 

日経ウーマノミクス女性会員では、185人のうち77.8%が
「活用できそうにない」と回答しています。
会社が導入していない、毎週末15時に締めてからレポート、など。
色々な理由がありますね。

 

 

 

というか、完全に予想できていたと思いますが。
会社の経理や購買部門なんて、月末月初は鬼門じゃないですか。
なんでこんなところに当てはめるのか。
しかも奨励だけだと、「無理」で終了するのがオチじゃないでしょうか。

 

 

 

初回該当日の夕方にお客さんとの面談に出向きました。
やはり話題にのぼりましたが、先方社内では話題にすら出ていない、と。
わたしの会社でも「プ」の字も出ませんでした。
後日聞いても、どのお客さんも商社も、普通に夕方仕事してたと。

 

 

 

プレ金を意識して、でも月末金曜は休みづらい部署があるので、
毎月どこかの金曜での半休取得を奨励する企業もありますね。
不動産会社のヒューリックとか。
まだこちらの動きの方が現実的では。

 

 

 

そもそもが、年末年始、GW、盆、最近はシルバーウィークと
一斉に休むのが大好きな日本的発想ですよね。
同僚が働いているのに、とか、お客さんに迷惑がかかる、とか、
集団行動サイコ―&協調性最重要な理由が言われますが。

 

 

 

休日はその会社それぞれで設定するので元来ズレがありますし、
休んでもお客さんや周囲へ負担にならない前準備が大事なのでは。
事前に伝えておく、前倒してやっておく、周りにフォローを頼むなど。

 

 

 

スケジューリングやマネジメントは、大なり小なり、
普段からやってますよね。
その延長でしかないですよね。
お客さんにしても同僚にしても、お互い様ですよね。

 

 

 

なら、トラブル対応に追われているとかよっぽどの時でない限り、
休みを取るのに遠慮なんかいらないし、仕事を持ち込む必要もない。
一斉の休日にこだわっても、せっかくどこかに出かけても
どこも混んでるし高いし、の現状を助長するだけじゃないでしょうか。

 

 

 

それぞれの都合で、権利である有休を取得できる。
それが当たり前であることを目指すべきなのに、
画一の仕組みを唱えて、結果、普及しなかったり反発を招く。
せっかく政府主導で「休め」といっているのに、もったいない。

 

 

 

ぜひ、「うちには関係ない」で思考停止するのではなく、
「どうやったらうちに合う仕組みになるか」という視点で
取り組みたいものです。

 

 

 

そんな視点って、プレ金だけでなく、これから起こるであろう
法律や制度施策の変化をうまく利用できる、唯一のものだから。


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筆者:鳴海 研

化学メーカーにつとめる30代理系サラリーマン。
一人っ子として育てられたと思ったら実は違ったり、
借金で育てられたり家族が蒸発したり会社の先輩が失踪したり、
色々経験する中で辿り着いた、本当に生きたい人生とは。
あなたはどんな未来を実現したい?そんなことを書いています。

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